犬におすすめのシャンプー

夏場に増加傾向にあるマラセチア皮膚炎。

こちらの記事では、マラセチア皮膚炎におすすめのシャンプーをご紹介しています。

～目次～

①マラセチア皮膚炎とは

マラセチア菌（真菌）は、元々皮膚に常在している菌です。しかし、マラセチア菌が異常に増えすぎると、皮膚にかゆみを伴う症状のことをマラセチア皮膚炎といいます。

②マラセチア皮膚炎の原因・症状

マラセチア皮膚炎は、体質や病気など、背景は様々です。

体質としては体が皮脂でベタベタする犬がかかりやすく、アメリカン・コッカー、ダックスフンド、フレンチブルドッグなどによくみられます。最近では、チワワ、プードル、キャバリア・キングチャールズスパニエルにもみられます。

また以上の犬種には、アトピー性皮膚炎やアレルギーも多くみられるため、皮膚炎が悪化する場合が多いです。

病気としては、主に甲状腺機能低下症、クッシング症候群など、身体の免疫や代謝が衰えることでマラセチア菌が増えやすくなります。

※クッシング症候群：副腎皮質機能亢進症

③おすすめのシャンプー

病院へかかる場合は、マラセブシャンプーやお薬を処方される場合がほとんどです。

数あるシャンプーの中でも、私おすすめのシャンプーがコチラ↓↓

「コラージュフルフル」です。

見たことや、使用している方も多いかと思いますが、このシャンプーは、知り合いの獣医さんからもおすすめされたシャンプーで、かゆみやフケ、べたつきが気になる、マラセチア皮膚炎の犬にもおすすめとのことです。

コラージュフルフルは、お近くの薬局でも取り扱いが多いかと思います。

犬ではなく、私自身、皮膚が荒れた際には、コラージュフルフルで体や髪を洗っています。

④保湿も大切

シャンプー後は、もちろん保湿も大切です。

犬の皮膚は、人間の赤ちゃんより薄く弱いです。そのため、乾燥が大敵となります。

折角シャンプーをしても、その後保湿をせずにいると、乾燥からまた皮膚の状態が悪化する可能性があります。犬の保湿の頻度は、人間の赤ちゃんより多く、１日３～４回保湿することが目安ともいわれています。

なかなか保湿の頻度を上げられない、という方は、せめてシャンプー後だけでも、愛犬に保湿をしてあげましょう。

サロンに行かれる方は、保湿剤を持参してトリマーさんにシャンプー後に保湿剤を塗ってもらうという手もあります。きっと、快くお受けしてくれるでしょう。

⑤まとめ

夏場に多いマラセチア皮膚炎。

病院やお薬だけではなく、シャンプーをすることで、愛犬の辛いかゆみを落ち着かせてあげられることもできます。シャンプー後は、さらに保湿をしてあげるのがベストです。

トリマーさんは、獣医の先生より普段から愛犬の皮膚の状態も分かっている方が多く、お悩みの方は、トリマーさんにも相談に乗ってもらうといいですね。