梅雨も明け、夏本番になりましたね。
こちらの記事では、愛犬の夏バテ対策について書いています。
お留守番中はどうすればいいの?お散歩の時間帯は?夏バテにおすすめのごはんなど、お教えします。
①犬の夏バテとは
②お留守番中
③お散歩の時間帯
④夏バテにおすすめのごはん
⑤おすすめの部分カット
⑥まとめ
犬の夏バテとは
愛犬が元気なさそうに過ごしている、普段と比べ、食欲がない場合は夏バテのサインです。
食欲がなく、空腹のときに胃液を吐いてしまうこともあるかもしれません。
その後、熱中症にまで進行する場合があり、よだれを垂らしたり、下痢や嘔吐、ひどい場合は、血便をしてしまう場合もあります。
以上のような場合は、熱中症で命を落とす可能性もあるため、一刻も早く動物病院へ行きましょう。
お留守番中
お仕事をされている飼い主さんも多く、昼間は愛犬だけでお留守番、という飼い主さんも多いかと思います。
お留守番中は、暑くならないように、エアコンを付けているから大丈夫!と思っている飼い主さん!は注意して下さい。
エアコンを付けてお留守番している間に、停電になることも念頭に置き、エアコンが切れてしまっても大丈夫なように、クールマットを置く、氷を入れたペットボトルを置いておく、涼しい場所に逃げられるようにしておくなど、もしものときの対策も忘れないようにしましょう。
お散歩の時間帯
気温が30度を超える日も増えてきます。
朝9時を過ぎると、日差しも強くなってきますから、できるだけ早朝または、涼しい夜の時間帯にお散歩へ行ってあげましょう。
しかし、ここで注意が必要なのは、夜の時間帯のお散歩です。
日中、太陽の日差しで熱くなったアスファルトやコンクリートは、夜になってもなかなかすぐには冷えません。
涼しい風が吹き、地面が冷えている場合は大丈夫ですが、風も無く、熱帯夜が続くような日は、地面の温度がなかなか下がらないためです。
お散歩へ行く際は、飼い主さん自身の手で直接地面を触り、暑くないか確認してからお散歩へ行きましょう。
もし、まだ地面が熱い状態でお散歩へ行ってしまうと、地面からの距離が近い愛犬は、より暑さを感じやすく、場合によっては、肉球や足の裏をやけどしてしまう可能性があります。
夏バテにおすすめのごはん
涼しい室内で過ごしている場合、愛犬がお水をあまり飲まない場合もあるかと思います。
そのようなときは、ヨーグルトの上澄み(ホエイ)を少しお水に混ぜてあげるだけでも、ニオイにつられて、愛犬がお水を飲んでくれる可能性があります。
ドライフードをあまり食べない場合は、鶏のゆで汁などを足したり、ウェットフードに切り替えてみるのもおすすめです。食事の回数も、1日3~4回に分けることで、1回の食事量が少なくなるため、胃腸にも負担をかけにくくなります。
それでも食欲が戻らない場合は、夏の旬の野菜(トマトやキュウリ)、果物(スイカや梨)などを与えても夏バテ解消になるかもしれません。
おすすめの部分カット
夏の暑い日、犬が冷たい床にお腹をペタッとくっつけている姿を目にすることもあるでしょう。
熱くなった体は、お腹や首回り、脇腹など、リンパの通っている部分を冷やしてあげると体温も下がります。
そのため、夏の間だけ、お腹周りを広めにカットしてあげるだけでも愛犬が夏場過ごしやすくなります。
その他、お耳周りを短くすることで、お耳の通気性も良くなり、外耳炎などの予防にもなる可能性があります。
トリミングに行かれる際は、以上のような部分カットもおすすめです。
まとめ
愛犬も、夏バテ、熱中症には注意が必要です。
涼しい室内でも、水分補給や食事をあまり取らずにいると、体力も低下し、体調も崩しやすくなります。
飼い主さんがしっかりと普段から愛犬の様子を把握し、少しでもいつもと違う様子がある場合は、食事や与え方に注意してあげましょう。
旬の野菜や果物も、適度に与えてみてもいいでしょう。
また、トリミング(カット)でも、お腹や脇、耳を短くしてあげることで、愛犬が少しでも涼しさを感じられるようになります。
これから夏本番!!
あなたも愛犬も、健康に楽しくこの夏を乗り切りましょう!!